好きな画像を集めて、世界観のある一枚へ。ChatGPTへの画像アップロード方法と、すぐ使える日本語プロンプトをまとめました。
「こんな雰囲気にしたい」を、言葉だけで伝えるのは意外と難しいもの。
そんなときに役立つのが、写真や色、素材感を1枚にまとめた「ムードボード」です。この記事では、自分で集めた5〜10枚の参考画像をChatGPTにアップロードし、元の写真を活かしながら1枚のビジュアルに整理する方法を中心に紹介します。
この記事では、アップロード用の基本指示と、用途別のプロンプト10個を用意しました。気になるものをコピーして、手元の写真で試してみてください。
ChatGPTでムードボードを作る方法
作り方はシンプルです。
1. 好きな参考画像を5〜10枚用意する
まずは、色や素材、空気感が好きだと感じる写真を集めます。同じ縦横比にそろえたり、自分できれいに並べたりする必要はありません。

2. 画像とプロンプトをChatGPTに送る
参考画像をアップロードしたら、下のプロンプトをそのまま送信します。ChatGPTが元画像の雰囲気をそろえ、色見本や素材を加えた1枚のコラージュに整理してくれます。

3. 完成したムードボードを確認する

上の例では、元の写真にある窓辺、お茶、本、花、夜の寝室などを残しながら、手作り感のあるムードボードにまとめています。
基本の流れ
- ChatGPTを開く
- 使いたいプロンプトをコピーする
- テーマ、色、含めたい要素を必要に応じて書き換える
- 送信して画像ができるのを待つ
- 気になる部分があれば、記事後半の修正用プロンプトを追加する
まずは次の指示と一緒に、好きな写真を5〜10枚アップロードします。
5〜10枚の参考画像をアップロードしました。これらの画像をもとに、1枚の完成度の高いムードボード画像を作成してください。
元画像の主体、場面、小物、雰囲気はできるだけ保ってください。新しい無関係な人物や物、場面は追加しないでください。できることはトリミング、拡大縮小、再配置、色温度の統一、軽いトーン調整、コラージュ化までにしてください。
主役写真を中心に、他の元画像をバランスよく配置してください。5色の無地カラースウォッチと、雰囲気に合う素材・テクスチャを2〜3点加え、余白を残した上品でやわらかなコラージュにしてください。文字、タイトル、説明文、ロゴ、ブランド名、透かし、意味のない文字列は入れないでください。
出力サイズは横3:2にしてください。
最初から1回で完璧に作ろうとせず、まず生成してから「もう少し明るく」「余白を増やして」と直す方が、理想の雰囲気に近づけやすくなります。
1. インテリア・暮らしのムードボード
秋のジャパンディな読書部屋
和の落ち着きと北欧のあたたかさを合わせた、静かな読書部屋のイメージです。部屋の模様替えや、家具・小物選びの方向を決めたいときに。

秋の静かな読書時間をテーマに、インテリア用のムードボード画像を1枚作ってください。
スタイルは、和の落ち着きと北欧のあたたかさを合わせたジャパンディ。明るいオーク材、生成りのリネン、丸みのある一人掛けチェア、低い本棚、陶器のマグカップ、小さなグリーンを含めてください。
カラーパレットは、アイボリー、明るい木の色、セージグリーン、くすんだテラコッタ、チャコールグレー。やわらかな秋の朝の自然光で、静かで居心地のよい雰囲気にしてください。
縦4:5。雑誌のエディトリアルのような上品なコラージュ構成。主役となる部屋の写真を1枚大きく置き、家具や小物の写真6〜8枚、無地のカラースウォッチ5色、木、リネン、陶器の質感が分かる素材写真をバランスよく配置してください。適度な余白を残し、要素を詰め込みすぎないでください。
画像内にタイトル、説明文、文字、ロゴ、ブランド名、透かしは入れないでください。すべての写真の光、色温度、質感を統一してください。
ゆっくり過ごす週末の暮らし
朝の窓辺、お茶、本、焼き菓子。ゆっくりした日常の世界観をまとめたいときに使えます。SNSの写真のトーンを決める用途にも向いています。

「ゆっくり暮らす週末」をテーマに、ライフスタイルのムードボード画像を1枚作ってください。
朝の窓辺、湯気の立つお茶、読みかけの本、小さな花、焼き菓子、散歩中の足元、夕方の部屋を含めてください。完璧に整いすぎた生活ではなく、少し使い込まれた布や自然な影など、実際に人が暮らしている温度を残してください。
カラーパレットは、クリームホワイト、桜色、淡いグリーン、蜂蜜色、やわらかなブラウン。フィルム写真のような自然な粒子と、明るくあたたかい光で統一してください。
縦4:5。ライフスタイル雑誌のページのようなコラージュ構成。窓辺の写真を1枚大きく置き、日常の小さな場面を切り取った写真を7〜9枚、無地のカラースウォッチ5色、リネンと紙のテクスチャを配置してください。写真同士に呼吸できる余白を残してください。
画像内に文字、ロゴ、ユーザー名、SNSの画面、透かしは入れないでください。広告写真のように作り込みすぎず、自然で親密な雰囲気にしてください。
2. ファッション・ビューティーのムードボード
初秋のやわらかな通勤スタイル
コーディネート、小物、生地、配色を1枚に。シーズンごとのワードローブ計画にも使えます。

初秋の女性向け通勤ファッションをテーマに、ファッションムードボード画像を1枚作ってください。
上品だけれど頑張りすぎないスタイル。アイボリーのブラウス、グレージュのワイドパンツ、薄手のカーディガン、ブラウンのローファー、小さめのレザーバッグ、華奢なゴールドアクセサリーを含めてください。人物は自然な立ち姿で、顔を強調せず、服のシルエットと素材感が分かるようにしてください。
カラーパレットは、アイボリー、グレージュ、モスグリーン、チョコレートブラウン、控えめなゴールド。光はやわらかく、清潔感があり、少し秋を感じる落ち着いた雰囲気にしてください。scrollTo({top:el.getBoundingClientRect().top+window.pageYOffset-88,behavior:"smooth"});history.pushState(null,"",a.getAttribute("href"));var d=a.closest("details");if(d)d.removeAttribute("open");});}if(document.readyState==="loading")document.addEventListener("DOMContentLoaded",bind);else bind();})();
縦4:5。洗練されたファッション誌のコラージュ構成。全身コーデを主役として1枚大きく置き、アイテム写真、布地の質感、アクセサリー、靴、バッグの写真を6〜8枚、無地のカラースウォッチ5色を配置してください。余白を保ち、オンラインショップの商品一覧のようにはしないでください。
画像内に文字、ロゴ、ブランド名、値札、透かしは入れないでください。すべてのアイテムの季節感と色調を統一してください。
春の透明感を表現する香水
コスメの新商品、物撮り、SNSビジュアルの方向性を考えたいときのプロンプトです。

春の透明感を表現するオリジナル香水の、商品撮影用ムードボード画像を1枚作ってください。
無地の透明な香水ボトル、朝露、白い花びら、薄いガラス、揺れる水面、淡いシルク、光の反射を含めてください。香りの印象は、清潔、軽やか、静か、みずみずしい。甘すぎるピンクや豪華な宝石の演出は避けてください。
カラーパレットは、透明感のある白、ペールブルー、ごく淡いピンク、シルバーグレー、若葉色。朝の逆光と繊細な影を使った、上品で現代的な商品写真の雰囲気にしてください。
縦4:5。ビューティー誌の撮影企画資料のようなコラージュ構成。香水ボトルの写真を1枚大きく置き、花、水、ガラス、布、光の反射を写した写真を6〜8枚、無地のカラースウォッチ5色、ガラスとシルクのテクスチャを配置してください。
画像内に文字、ロゴ、ブランド名、商品ラベル、透かしは入れないでください。既存の香水ボトルや広告を模倣しないでください。
3. ブランド・Webデザインのムードボード
植物由来のスキンケアブランド
商品だけでなく、ブランドの人柄や世界観まで視覚化したいときに。

植物由来のスキンケアブランドの世界観を伝える、ブランドムードボード画像を1枚作ってください。
ブランドの印象は、誠実、穏やか、清潔、自然体。琥珀色のガラスボトル、白いクリームジャー、ハーブ、透明な水滴、手すき紙、淡い石、朝の光を含めてください。パッケージは無地で、既存ブランドを連想させないオリジナルの形にしてください。
カラーパレットは、ミルクホワイト、淡いセージ、オリーブグリーン、アンバー、薄いグレー。自然光を使った静かな商品写真のように、過度に高級すぎず、信頼感のある雰囲気にしてください。
縦4:5。ブランドデザイン資料に使える整ったエディトリアルコラージュ。商品を主役にした写真を1枚大きく置き、植物、水、紙、石、ガラスの写真を6〜8枚、無地のカラースウォッチ5色、紙とガラスのテクスチャを配置してください。視線が自然に主役へ向かうレイアウトにしてください。
画像内に文字、ロゴ、ブランド名、ラベル文字、透かしは入れないでください。既存商品のコピーに見えない、独自のビジュアルにしてください。
やさしいAI初心者向けブログ
Webサイトの配色、写真のトーン、UIの形をまとめて検討できるプロンプトです。

AIを初めて使う人に向けた、親しみやすいブログのWebデザインムードボード画像を1枚作ってください。
サイトの印象は、分かりやすい、明るい、知的、少し遊び心がある。白を基調に、丸みのあるカード、読みやすいサンセリフ体を想起させる形、シンプルな線画アイコン、ノートパソコン、メモ、自然な人物写真のイメージを含めてください。実在するWebサイトの画面は使わず、抽象的なレイアウト断片として表現してください。
カラーパレットは、ホワイト、コーラルピンク、ミントグリーン、明るいイエロー、濃いネイビー。清潔で軽やかにし、企業向けSaaSのような硬さや暗い近未来感は避けてください。
縦4:5。Webデザイン提案資料のようなコラージュ構成。代表的なページイメージを1枚大きく置き、UIの形、写真のトーン、アイコン、紙のメモ、無地のカラースウォッチ5色をバランスよく配置してください。十分な余白と明確な視覚的階層を作ってください。
画像内に読める文章、ロゴ、ブランド名、透かしは入れないでください。意味のない文字列も生成せず、文字が必要な場所は抽象的な短い線や図形で表現してください。
4. カフェ・ウェディングのムードボード
本を読める小さな路地裏カフェ
店内の空間、家具、食器、照明、素材をひとつの世界観にまとめます。

本を読みながら静かに過ごせる、小さな路地裏カフェの店舗デザインムードボード画像を1枚作ってください。
古い木の扉、漆喰の壁、小さな丸テーブル、深いグリーンの椅子、壁一面ではない控えめな本棚、陶器のカップ、手作りの焼き菓子を含めてください。店内は狭くても圧迫感がなく、一人で入りやすい落ち着いた空間にしてください。
カラーパレットは、生成り、ウォルナットブラウン、フォレストグリーン、くすんだ赤、真鍮色。午後の斜めの自然光と小さな照明で、懐かしさと清潔感が共存する雰囲気にしてください。
縦4:5。空間デザインの提案資料のようなコラージュ構成。店内全景を1枚大きく置き、外観、家具、カップ、焼き菓子、照明、素材の写真を6〜8枚、無地のカラースウォッチ5色、木、漆喰、真鍮のテクスチャを配置してください。
画像内に店名、看板文字、メニュー文字、ロゴ、価格、透かしは入れないでください。実在する店舗を再現せず、独自の空間として作ってください。
秋の小さなガーデンウェディング
会場、装花、ドレス、テーブルコーディネートの雰囲気をまとめたい1枚に。

秋の小さなガーデンウェディングをテーマに、結婚式準備用のムードボード画像を1枚作ってください。
自然な庭、長い木のテーブル、アイボリーのリネン、季節の草花、キャンドル、手作り感のある陶器、シンプルなドレス、夕暮れの光を含めてください。豪華なホテル婚ではなく、家族と親しい友人だけで過ごす、穏やかであたたかな式を表現してください。
カラーパレットは、アイボリー、セージグリーン、くすんだピーチ、ボルドー、木のブラウン。秋の夕方のやわらかな光で、ロマンチックでも甘すぎない雰囲気にしてください。
縦4:5。ウェディングプランナーの提案資料のような上品なコラージュ構成。会場全体の写真を1枚大きく置き、テーブル装花、ドレス、ブーケ、キャンドル、食器、招待状の紙質を示す写真を6〜8枚、無地のカラースウォッチ5色、リネンと紙のテクスチャを配置してください。
画像内に名前、日付、文章、ロゴ、ブランド名、透かしは入れないでください。人物の顔を主役にせず、空間と素材の雰囲気を中心にしてください。
5. 旅行・映像のムードボード
秋の京都をゆっくり歩く一人旅
行き先の空気感や、旅先で撮りたい写真のトーンをまとめられます。

秋の京都をゆっくり歩く一人旅をテーマに、旅行計画のムードボード画像を1枚作ってください。
早朝の静かな路地、紅葉の庭、木造の町家、窓辺のお茶、ローカル線、歩きやすい革靴、小さなノートを含めてください。有名観光地を急いで回る旅ではなく、朝の光や町の質感を楽しむ落ち着いた一人旅を表現してください。
カラーパレットは、和紙の白、紅葉の赤、苔の緑、木の茶色、墨色。自然なフィルム写真のような質感で、静か、少し懐かしい、秋の空気が感じられる雰囲気にしてください。
縦4:5。上品なトラベル雑誌のコラージュ構成。静かな路地の写真を1枚大きく置き、庭、電車、町家、お茶、靴、ノートなどの写真を7〜9枚、無地のカラースウォッチ5色、和紙と木のテクスチャを配置してください。観光ポスターのように派手にしないでください。
画像内に地名、案内文字、路線名、ロゴ、ブランド名、透かしは入れないでください。実在する寺社の特徴的な意匠を主役にせず、旅全体の空気感を表現してください。
雨の夜、東京の小さな物語
映画、ショート動画、写真作品の光や色、感情を統一するためのルックブック風プロンプトです。

雨の夜の東京を舞台にした短編映画の、映像トーンを決めるムードボード画像を1枚作ってください。
濡れた路地、古い喫茶店の窓、終電前の駅、透明な傘、反射する街灯、湯気の立つコーヒー、静かに歩く一人の人物を含めてください。物語は孤独ではあるものの暗すぎず、誰かとすれ違う小さな希望を感じる雰囲気にしてください。
カラーパレットは、深いネイビー、濡れたアスファルトのグレー、琥珀色の灯り、くすんだ青緑、ごく少量の赤。映画的な低照度、自然な雨の反射、控えめなフィルム粒子で統一してください。
縦4:5。映画のルックブックのようなコラージュ構成。雨の路地のワイドショットを1枚大きく置き、駅、喫茶店、傘、手元、コーヒー、光の反射を写した写真を6〜8枚、無地のカラースウォッチ5色、濡れたガラスとアスファルトのテクスチャを配置してください。
画像内に映画タイトル、字幕、看板文字、ロゴ、ブランド名、透かしは入れないでください。サイバーパンク調や過度なネオン表現は避け、現実の東京に近い静かな映像にしてください。
自分用に書き換えるときのポイント
プロンプト全体を書き直す必要はありません。まずは次の3つを変えるだけで、自分らしいムードボードになります。
[テーマ]:何のためのムードボードか[カラーパレット]:メインにしたい5色[含めたい要素]:写真に入れたい物や素材
色を迷う場合は、「セージグリーン」のように色名を指定しても、「秋の夕方のような落ち着いた色」のように印象で伝えても大丈夫です。
うまくいかないときの修正用プロンプト
生成した画像に気になる部分があれば、新しく作り直す前に、次の指示を続けて入力してみてください。
色がばらばらなとき
構成と内容は保ったまま、すべての写真の色温度と彩度を統一してください。指定した5色以外の強い色は抑え、全体が同じ撮影シリーズに見えるように調整してください。
要素が多すぎるとき
主役の写真はそのままにして、補助写真を6枚まで減らしてください。似た要素は削除し、余白を増やして、落ち着いて見られるレイアウトにしてください。
ただの写真一覧に見えるとき
単純な写真グリッドではなく、主役と補助要素の大きさに差をつけてください。カラースウォッチと素材の接写を加え、デザインの方向性が一目で伝わるムードボードに整えてください。
余白が足りないとき
内容は変えず、画像同士の間隔と外側の余白を広げてください。要素を端まで詰めず、雑誌のエディトリアルページのような呼吸感を持たせてください。
文字やロゴが生成されたとき
画像内の文字、記号、ロゴ、ラベル、透かしをすべて取り除いてください。文字があった場所は無地の紙、抽象的な線、または余白に置き換えてください。写真と色だけで構成してください。
AIらしく作り込みすぎたとき
過度に完璧な広告表現を抑え、自然光、わずかな素材のゆらぎ、使い込まれた質感を加えてください。現実に撮影した写真を人が丁寧に集めたような、自然で親密なムードボードにしてください。
ムードボードを上手に作る3つのコツ
1. 主役を1つ決める
「秋らしい部屋」のような広いテーマだけでなく、「秋の朝に本を読む一人掛けチェア」のように、主役になる場面を1つ決めます。
2. 色は5色程度に絞る
色を増やしすぎると、写真それぞれがきれいでも、1枚のムードボードとしてはばらばらに見えやすくなります。基本の色を5色程度に絞ると、全体がまとまります。
3. 「文字なし」を指定する
画像生成AIは文字も描こうとしますが、不自然な文字列になることがあります。画像に文字が必要な場合は、先に文字なしのムードボードを作り、後からCanvaなどで追加すると整えやすいです。
よくある質問
ムードボードとは何ですか?
写真、色、素材、形などを1枚にまとめ、作りたいものの雰囲気やデザインの方向性を共有するためのビジュアル資料です。
ChatGPTだけで作れますか?
画像生成を使えるChatGPTであれば、プロンプトを入力して作成できます。利用できる機能や回数はプランなどによって異なる場合があります。
生成した画像の文字がおかしいのはなぜですか?
画像生成AIは、正確な文字や細かいレイアウトを常に完璧に再現できるわけではありません。文字を入れずに生成し、必要なタイトルは後から追加する方法がおすすめです。
プロンプトは英語の方がいいですか?
日本語でも作成できます。色、素材、光、写真の枚数、縦横比などを具体的に書くことの方が、英語に翻訳することよりも大切です。
まとめ
ムードボードは、デザインの専門家だけのものではありません。部屋の模様替え、SNSの世界観作り、旅行やイベントの計画など、ぼんやりしたイメージを見える形にしたいときに気軽に使えます。
まずは気になるプロンプトを1つコピーして、好きな色やテーマに書き換えてみてください。


