2026年におすすめのAIツールは、万能型のChatGPTとClaude、AI検索のPerplexity、資料を読むGemini Notebook、デザインのCanvaです。どれも日本語で使え、無料版から試せます。ただし無料枠の仕組みや商用利用の条件はツールごとに大きく違います。
AIツールを使ってみようと調べ始めると、今度はツールが多すぎて迷います。ChatGPTのような万能AIもあれば、画像生成、動画、リサーチ、資料作成に特化したAIもあります。
しかも「無料」と書かれていても、実際には回数制限があったり、商用利用できなかったり、最初だけ無料だったりします。そこでこの記事では、日本語で使いやすいAIツールを15個に絞り、無料版で実際にどこまで使えるかまで整理しました。
選ぶときに重視したのは、次の4点です。
- 日本語で使いやすい
- 無料または無料枠から試せる
- 得意なことがはっきりしている
- 初めてでも使い始めやすい
文章、検索、画像、動画、資料作成まで、目的別に比較します。
この記事のポイント
- AIツールの「無料」には、ずっと無料、毎日回復、1回きりのクレジット、試用のみの4種類があり、登録前に見分けることが大切です。
- この記事では、日本語で使いやすいAIツール15個を、無料版の実態、商用利用の条件、目的別の組み合わせ方まで比較しています。
- まずは今いちばん時間がかかっている作業を1つ選び、その作業に合うAIツールを無料版から試してみましょう。
AIツールおすすめ15選を一覧比較
おすすめのAIツール15個を、得意なこと、無料版の実態、日本語の使いやすさで比較すると次のようになります。
| AIツール | 得意なこと | 無料版の実態 | 日本語 | こんな人向け |
|---|---|---|---|---|
| ChatGPT | 文章・相談・調査・画像 | 無料プランあり(利用量に上限) | ◎ | まず1つAIを使いたい |
| Claude | 長文・文章作成・資料整理 | 無料プランあり(利用量に上限) | ◎ | 長い文章を扱いたい |
| Gemini | 検索・文章・Google連携 | 無料で利用可(上位機能は有料) | ◎ | Googleサービスをよく使う |
| Genspark | 調査・エージェント・資料作成 | 無料プランあり(クレジット制) | ○ | 調査から成果物まで進めたい |
| Notion AI | メモ・資料・情報整理 | Free・Plusは試用のみ | ◎ | Notionを仕事で使っている |
| Perplexity | AI検索・リサーチ | 無料で検索可(高度な機能に上限) | ○ | 出典を見ながら調べたい |
| Gemini Notebook(旧NotebookLM) | PDF・YouTube・資料学習 | 無料で利用可(上位機能は有料) | ◎ | 自分の資料をAIで読みたい |
| Canva | デザイン・SNS画像・資料 | 無料プランあり(一部AI機能は有料) | ◎ | デザイン初心者 |
| Adobe Firefly | 画像・動画・生成編集 | 毎日一定回数まで無料(毎日回復) | ◎ | Adobe製品を使っている |
| Microsoft Copilot | AIチャット・検索・画像 | 無料で利用可 | ◎ | 無料で気軽にAIを試したい |
| Recraft | 画像・アイコン・ベクター | 無料枠あり(生成物は公開・商用不可) | ○ | 個人でデザイン素材を作りたい |
| Runway | AI動画生成・編集 | 125クレジットを1回だけ(透かしあり) | ○ | 本格的なAI動画を試したい |
| CapCut | SNS動画・字幕・AI編集 | 無料プランあり(一部機能は有料) | ◎ | ショート動画を作りたい |
| ElevenLabs | AI音声・ナレーション | 毎月少量の無料枠(非商用・表記必須) | ○ | 自然なAI音声を作りたい |
| Gamma | 資料・ページ・Webコンテンツ | 登録時に400クレジットのみ(Gamma表示あり) | ○ | アイデアをすぐ形にしたい |
日本語の◎は「画面も回答も日本語で使いやすい」、○は「日本語で使えるが、画面やヘルプの一部が英語」を表しています。
無料枠や料金は変わりやすいため、本記事の情報は2026年9月25日時点で確認したものです。利用前に各サービスの公式ページもあわせて確認してください。
迷ったら、この5つから選ぶ
15個すべて試す必要はありません。
目的がまだ決まっていないなら、次の5つから始めると選びやすいです。
何でも相談したい → ChatGPT
長文を書きたい → Claude
Webを調べたい → Perplexity
PDFやYouTubeで学びたい → Gemini Notebook
画像や資料を作りたい → Canva
無料版を触ってみて、「毎週使いそう」と感じたものだけ有料プランを検討すると無駄が少なくなります。
文章作成・仕事におすすめのAIツール
文章作成や日々の仕事に使うAIツールなら、ChatGPT、Claude、Geminiの3つが中心になります。
ChatGPT|まず1つ使うなら候補にしやすい万能AI
ChatGPTは、文章作成だけに使うAIではありません。
メールを書く、情報を整理する、画像を作る、資料を読む、アイデアを考えるなど、かなり幅広い作業に対応できます。
たとえば、
- メールや文章の下書き
- 長文の要約
- ブログ構成
- 翻訳
- アイデア出し
- ファイル分析
- Webリサーチ
- 画像生成
などを、ひとつの画面から進められます。
画像生成も同じ会話の中で試せます。猫の写真をゲームキャラ風スプライトにする手順で、実際の生成結果と使ったプロンプトを確認できます。
「自分がAIで何をしたいのか、まだよく分からない」という段階でも使いやすく、最初のAIとして候補にしやすいでしょう。
ChatGPTが向いている人
ひとつのAIで幅広い作業を済ませたい人。
文章、調査、画像など、用途をまだひとつに絞っていない人にも向いています。
Claude|長文作成や文章整理に使いやすい
Claudeは、長い文章や資料を扱うときに使いやすいAIです。
ブログ記事、レポート、企画書などを読み込ませ、
- 構成を整理する
- 長文を要約する
- 表現を自然にする
- 重複を減らす
- 複数資料をまとめる
といった使い方ができます。
一度文章を書いて終わるより、AIと何度もやり取りしながら文章を整えたいときにも便利です。
無料版も用意されています。
ChatGPTとClaude、どちらを使う?
幅広い作業をひとつで済ませたいならChatGPT。
長文や文章そのものをじっくり扱いたいならClaude。
同じ文章を両方に入れて、出力の違いを見るのも分かりやすい方法です。
Gemini|Googleサービスをよく使う人に便利
GeminiはGoogleのAIです。
文章作成や質問への回答に加えて、Googleのサービスと組み合わせやすい点が特徴です。
普段から、
- Gmail
- Googleドキュメント
- Googleドライブ
- Google検索
などを使っている人は、仕事の流れに組み込みやすいでしょう。
特に「調べる → 整理する → 文書にする」という作業との相性が良いツールです。
Geminiが向いている人
Googleのサービスを毎日使っている人。
仕事、調査、文章作成をGoogle環境の中でまとめたい人に向いています。
AIエージェント・仕事効率化におすすめのツール
調べる、まとめる、資料にするまでをAIに任せたいなら、GensparkとNotion AIが候補になります。
Genspark|調べるだけで終わらないAIエージェント
Gensparkは、もともとAI検索ツールとして知られるようになったサービスです。
現在は検索だけでなく、複数のAIモデルやエージェントを使って仕事を進めるプラットフォームへ広がっています。
特徴は、「調べる」で作業を止めないことです。
たとえば、
- 深いWebリサーチ
- AI Slidesでプレゼン作成
- AI Docsで文書作成
- AI Sheetsで表を作成
- 画像生成
- 動画生成
- コード作成
などを同じワークスペースで進められます。
AI Slides、AI Docs、AI Sheets、Super Agentなど複数のエージェントが提供されており、無料プランからクレジットの範囲内で試せます。
Perplexityとの違い
Perplexityは、**「必要な情報を探す」**ことが得意です。
Gensparkは、調べる → 整理する → 資料や表として形にするところまで進めやすいのが特徴です。
市場調査をして、そのままプレゼンまで作りたい。競合を調べて、その結果を表にしたい。
そんな作業ではGensparkの強みが分かりやすくなります。
Gensparkが向いている人
ひとりで多くの仕事を進める人。
リサーチ、資料、表、画像など複数のAIを行き来する時間を減らしたい人にも向いています。
Notion AI|Notionにある情報をそのまま活用
仕事や勉強の情報をすでにNotionへまとめているなら、Notion AIも便利です。
Notion内の情報を使って、
- ページを要約する
- 資料を書く
- 情報を整理する
- 会議内容をまとめる
- タスクを抽出する
といった作業ができます。
便利なのは、毎回別のAIへ文章をコピーしなくていいことです。
無料版には注意
NotionのFreeプランとPlusプランで使えるAIは、回数の限られた試用です。
Notion AIを本格的に使うなら、Notionの料金プランでBusinessプラン以上の内容を確認しておきましょう。
「無料AIを探している」という人は、この点を知ったうえで試すと安心です。
Notion AIが向いている人
すでにNotionを仕事や勉強の中心にしている人。
情報を別のAIへ移す手間を減らしたい人に向いています。
検索・学習におすすめのAIツール
Webで調べるならPerplexity、自分の資料から学ぶならGemini Notebookが使いやすいAIツールです。
Perplexity|出典を見ながらAIで検索
AIで調べものをするなら、Perplexityは候補に入りやすいツールです。
質問するとWebを検索し、複数の情報源を整理して回答します。
普通の検索では、
検索する
→ ページを開く
→ 必要な部分を読む
→ 別のページと比較する
という作業が必要です。
Perplexityは、この最初の情報整理をかなり短縮できます。
しかも回答の出典を追いやすいため、
- 記事リサーチ
- 商品比較
- 市場調査
- 最新情報の確認
といった用途にも向いています。
Perplexityが向いている人
AIの回答だけを見るより、元の情報源も確認したい人。
ブログや仕事でWebリサーチをする機会が多い人に向いています。
Gemini Notebook(旧NotebookLM)|PDF・YouTube・資料から学べるAI
以前「NotebookLM」と呼ばれていたGoogleのAIノートは、2026年7月にGemini Notebookへ名称が変更されました。
中身は同じ製品で、作成済みのノートブックもそのまま使えます。PDF、Webサイト、YouTube、音声、Googleドキュメントなど、自分で追加した資料をもとに質問できます。
一般的なAI検索との大きな違いは、自分が指定した資料を中心に考えてくれることです。
たとえば、
- 長いPDFを読む
- 論文を比較する
- YouTube動画を整理する
- 授業資料から復習する
- 複数資料の共通点を探す
といった使い方ができます。
回答には元の資料への引用も表示されるため、「どこに書いてあった?」を確認しやすいのも便利です。
2026年に追加された新機能
名称変更の前後から、Gemini Notebookには新しい機能が順次追加されています。
- コード実行によるデータ分析:アップロードした表やPDFをもとに、グラフや表を作成できます(AI Pro以上、Web版で順次提供)
- 音声での対話:スマホアプリから、自分の資料について声で質問できます
- 録音機能:授業や講義を録音すると、その内容がソースとして追加され、あとから質問やクイズ作成に使えます
利用できるプランや地域は機能ごとに異なるため、最新の対応状況は公式サイトで確認してください。
活用例|長いYouTube動画を学習ノートにする
英語の1時間動画を最初から最後まで見るのは時間がかかります。そんなときは、次の3ステップで動画を学習ノートに変えられます。
1. Geminiで見たい動画を探す
テーマや人物を指定し、候補となるYouTube動画を絞ります。
2. Gemini NotebookにYouTube URLを追加
動画をダウンロードする必要はありません。Gemini NotebookはYouTube URLをソースとして追加できます。
3. 内容について質問する
たとえば、
「この動画の主要な論点を5つに整理して」
「重要な概念を初心者向けに説明して」
「実践できる行動に変換して」
といった質問ができます。
長い動画を見る前に全体像を理解したり、あとから重要な部分だけ見直したりできます。
Perplexity・Genspark・Gemini Notebookの違い
| ツール | 得意な情報源 | 向いていること |
|---|---|---|
| Perplexity | Web | 最新情報を探す |
| Genspark | Web+AIエージェント | 調査から成果物まで進める |
| Gemini Notebook | 自分で追加した資料 | PDF・動画・資料を深く読む |
似ていますが、使う場面はかなり違います。
画像生成・デザインにおすすめのAIツール
画像生成やデザインに使うAIツールは、最後に何を作りたいかで選ぶと迷いにくくなります。
Canva|AIで作って、そのままデザインまで完成
Canvaの強みは、AI画像を生成して終わらないことです。
作った画像をそのまま、
- Instagram投稿
- ブログ画像
- プレゼン
- ポスター
- 動画
- バナー
などのデザインに使えます。
AI画像生成、背景処理、文章作成なども同じサービスの中で利用できます。
「画像生成AIを使ったけれど、その後どうデザインすればいいか分からない」という人にも使いやすいでしょう。
Canvaが向いている人
デザイン経験が少ない人。
AI画像だけでなく、SNS投稿や資料まで完成させたい人に向いています。
Adobe Firefly|画像だけでなく動画・音声まで扱える
Adobe Fireflyは、Adobeが提供する生成AIです。
画像生成だけでなく、生成塗りつぶし、動画、音声など、クリエイティブ制作全体へ機能が広がっています。
2026年9月時点の無料プランでは、画像・動画・音声の生成を毎日一定回数まで試せます。無料枠の仕組みはAdobeの生成クレジットFAQで確認できます。
PhotoshopなどAdobe製品を使っている人なら、そのまま編集工程につなげやすい点も魅力です。
Fireflyが向いている人
画像を作って終わらず、編集まで進めたい人。
普段からAdobe製品を使っている人に向いています。
Microsoft Copilot|無料で気軽にAIと画像生成を試したい
Microsoft Copilotは、AIチャット、Web検索、文章作成、画像生成などを無料から試せるAIです。
日本語でも利用でき、専用の画像生成ツールを覚えなくても使い始めやすいのがメリットです。
「まずAI画像を1枚作ってみたい」
「検索しながら文章も考えてほしい」
というライトな用途に向いています。
画像の品質を細かく追い込む専用ツールとは方向性が違いますが、AI初心者には入りやすい選択肢です。
Copilotが向いている人
無料でいろいろなAI機能を触ってみたい人。
Microsoftのサービスをよく使う人にも向いています。
Recraft|アイコンやベクターまで作れるデザインAI
Recraftは、画像生成だけでなくデザイン素材を作りたい人に便利です。
写真やイラストのほか、
- アイコン
- ベクター画像
- ロゴ素材
- モックアップ
- デザインパーツ
などを作れます。
Webサイトやアプリ、SNSのデザイン素材を作る場合に使いやすいAIです。
無料版は「公開」「商用不可」に注意
Recraftの無料プランで作った画像は、コミュニティギャラリーに公開され、所有権もRecraft側にあります。商用利用もできません。
仕事の素材や未公開のデザインを作る場合は、Recraftの所有権ポリシーを確認し、有料プランで生成しましょう。あとから有料プランに切り替えても、無料プラン時代の画像の権利は変わりません。
Recraftが向いている人
1枚のAI画像より、デザインに使える素材を作りたい人。
アイコンやベクターをAIで作りたい人にも向いています。
画像生成AIはどう選ぶ?
ざっくり分けると、次のようになります。
会話しながら画像も作る → ChatGPT・Gemini
SNSや資料まで完成 → Canva
Adobeで編集 → Firefly
無料で気軽に試す → Copilot
デザイン素材・ベクター → Recraft
「一番強い画像AI」を探すより、最後に何を作るかから選ぶ方が簡単です。
ChatGPTでムードボードを作るプロンプトをコピーすれば、プロンプトを一から考えずに画像生成を試せます。
画像そのものの表現力を最優先し、有料でも構わない場合はMidjourneyも候補になります。
動画・音声制作におすすめのAIツール
動画や音声を作るAIツールは、映像を生成するのか、編集して仕上げるのか、ナレーションを作るのかで分かれます。
Runway|本格的なAI動画生成を試したい
RunwayはAI動画生成でよく知られているサービスです。
テキストや画像から動画を生成したり、AIを使って映像を編集したりできます。
ただし、無料プランには注意が必要です。
無料で付与される125クレジットは、毎月リセットされるクレジットではありません。一度使い切ると補充されず、生成した動画にはRunwayの透かしが入ります(Runwayの無料プラン説明)。
本格的に使う前の「お試し枠」として考えた方が分かりやすいでしょう。
Runwayが向いている人
AI動画生成そのものを体験したい人。
映像の動きや表現を細かく試したいクリエイターにも向いています。
CapCut|SNS動画を短時間で仕上げやすい
動画をゼロからAIで生成するより、「撮った素材を早く1本の動画にしたい」という人にはCapCutが便利です。
- 自動字幕
- AI音声
- 背景処理
- テンプレート
- ショート動画編集
- AI生成機能
などをまとめて利用できます。
Instagram Reels、TikTok、YouTube Shortsなどとの相性も良いサービスです。
RunwayとCapCutの違い
映像そのものをAIで生成 → Runway
動画を編集して完成させる → CapCut
ここを分けると選びやすくなります。
ElevenLabs|自然なAI音声やナレーションを作る
ElevenLabsは、AI音声生成で知られているサービスです。
テキストから自然なナレーションを作れるため、
- YouTube
- 解説動画
- Podcast
- 顔出しなし動画
- 多言語コンテンツ
などに使えます。
音声合成だけでなく、文字起こしや効果音などの機能もあります。
無料プランは非商用・クレジット表記が必要
無料プランは商用利用できません。さらに、無料プランで作った音声を公開するときは、タイトルに「elevenlabs.io」または「11.ai」を入れる必要があります(ElevenLabsの公開ルール)。
収益化するYouTubeや仕事用コンテンツで使うなら、有料プランで生成してから公開しましょう。
資料・コンテンツ作成におすすめのAIツール
プレゼンやWebページをAIで作るなら、Gammaが使いやすいツールです。
Gamma|会話から資料・Webページまで作れるAI
Gammaは「AIでPPTを作るサービス」と紹介されることが多いツールです。
ただ、実際にはプレゼンだけに使うサービスではありません。
プレゼン、ドキュメント、Webページ、SNSコンテンツなどを、AIとのやり取りから形にできます。
無料プランでも、1回のプロンプトから最大10枚のスライドを作成でき、PDF、PPTX、PNG、Googleスライドへの書き出しも可能です。
ただし無料のAIクレジットは登録時の400クレジットのみで、毎月は補充されません。無料版の資料には「Made with Gamma」の表示も入ります。詳しくはGammaの料金プランで確認できます。
Gammaは「先に内容を決める」
従来のPowerPointでは、
タイトルを置く
→ レイアウトを選ぶ
→ 画像を入れる
→ 表を作る
と、スライドを1枚ずつ作ることが多くあります。
Gammaでは最初に、何を伝えたいのかというアウトラインを決めます。
AIがその構成をもとに、カード形式でページを作ります。
その後、
- ページを増やす
- 内容を書き換える
- 画像を変更する
- テーマを変える
- レイアウトを調整する
といった修正を進めます。
つまり、アウトライン → AI生成 → 会話で修正という順番です。
プレゼン以外にも使える
Gammaは、
- 企画書
- レポート
- ポッドキャストの構成
- LP
- 個人プロフィールページ
- 簡単なWebサイト
などにも使えます。
「文章はある。でも、どう見せればいいか分からない」という場面で特に便利です。
GensparkとGammaの違い
Genspark
調査から始めて、情報を集めながら成果物まで作りたい。
Gamma
すでにあるアイデアや文章を、見せられるページへ変えたい。
調査が必要ならGenspark。内容の骨格が見えているならGamma。こう考えると選びやすくなります。
目的別|AIツールの選び方と組み合わせ方
AIツール選びで迷ったら、「AIに何を任せたいか」から選ぶのがいちばん簡単です。作業ごとに得意なAIを組み合わせると、1つのAIに全部任せるより効率が上がりやすくなります。
無料でまず試したい
ChatGPT / Claude / Gemini / Perplexity / Canva / Copilot
このあたりは無料版だけでも日常的な作業を試しやすいツールです。最初から課金する必要はありません。
ブログや文章を書きたい
万能に使うならChatGPT、長い文章をじっくり整えるならClaudeです。
ブログを1本仕上げるなら、次のような組み合わせが便利です。
Perplexityで調査 → Claudeで構成・執筆 → Canvaで画像作成 → WebPに変換 → SEOタイトルをチェック
画像はブログ画像をWebPにまとめて変換すると、表示速度の改善につながります。最後にSEOタイトルの文字数をチェックして、検索結果で途中で切れないか確認しておきましょう。
PDFやYouTubeで学びたい
Gemini → Gemini Notebook
Geminiで見るべき動画や資料を探し、Gemini Notebookへ追加して内容を整理します。「資料のどこに書いてある?」を確認しやすい点も便利です。
Webでリサーチしたい
検索中心ならPerplexity。
調査後にスライドやドキュメントまで作るならGenspark。リサーチからSlides、Docs、Sheetsまで同じ場所で進められます。
検索以外の相談や分析まで幅広く行うならChatGPTです。
画像を作りたい
SNS投稿やブログ画像ならCanva。AdobeユーザーならFirefly。無料で気軽に試すならCopilot。アイコンやベクターならRecraftです。
動画を作りたい
ChatGPT → Canva / CapCut → ElevenLabs
ChatGPTで企画や台本を作り、CanvaやCapCutで動画を編集し、必要ならElevenLabsでナレーションを加えます。AIで新しい映像そのものを生成したい場合はRunwayを使います。
プレゼンや資料を作りたい
ChatGPT / Claude → Gamma
最初にChatGPTやClaudeで考えを整理し、そのアウトラインをGammaでページにします。市場調査から一緒に進めたいならGensparkです。
このように見ると、「AIツールを1つ選ぶ」というより、自分の作業フローを作るという考え方に変わってきます。
無料AIツールはどこまで使える?
無料AIツールで使える範囲は、「無料プランあり」と書かれていてもサービスごとにかなり違います。登録前に確認しておきたいポイントです。
「無料プラン」と「無料体験」は違う
無料にはいくつか種類があります。
ずっと無料で一定範囲を使える
ChatGPT、Canvaなど。
毎日無料枠が回復する
Adobe Fireflyなど。
最初にクレジットが1回だけ付与される
Runway、Gammaなど。使い切ると補充されません。
AI機能は試用のみ
Notion AIなど。
「無料」と書かれているだけで判断しない方が安全です。
無料でも商用利用できる?
無料で画像や音声を作れたとしても、そのまま広告、販売商品、収益化動画で使えるとは限りません。
Recraft
無料版の画像は公開され、所有権はRecraft側にあります。商用利用はできません。
ElevenLabs
無料プランは非商用のみです。公開する場合はクレジット表記も必要です。
AIで作ったコンテンツと著作権の基本的な考え方は、文化庁の「AIと著作権」にまとめられています。仕事や収益化コンテンツに使う場合は、生成前にライセンスを確認しましょう。
クレジットは毎月戻る?
サービスによります。
RunwayとGammaの無料クレジットは一度だけです。Adobe Fireflyの無料枠は毎日回復します。ElevenLabsは毎月少量の無料枠があります。
AIツールを比較するときは、何クレジットあるかだけでなく、いつ補充されるかまで確認すると失敗しにくくなります。
AIツールを仕事で使う前に確認したい3つのこと
AIツールは便利ですが、仕事で使うなら最低限この3つは押さえておきましょう。
1. 入力したデータの扱いを確認する
顧客情報、社外秘の資料、個人情報は、そのままAIに入力しないのが基本です。
サービスによっては、入力内容がAIの改善に使われる場合があります。多くのAIツールには学習への利用をオフにする設定があるため、使い始める前に設定画面を確認しておきましょう。会社で使う場合は、社内ルールも先に確認してください。
2. AIの回答は必ず自分で確認する
AIは、もっともらしい間違いを書くことがあります。これは「ハルシネーション」と呼ばれます。
特に、料金、法律、医療、製品の仕様、最新ニュースは間違いが起きやすい分野です。PerplexityやGemini Notebookのように出典を表示できるツールを使い、元の情報まで確認する習慣をつけると安心です。
たとえばGemini Notebookは、追加した資料の中から答えを探す仕組みのため、資料に書かれていない質問には「資料からは分からない」と返すことがあります。答えを無理に作らない分、仕事や学習の資料確認に使いやすいツールです。
3. 画像・音声・動画は商用利用条件を確認する
前のセクションで紹介したとおり、無料版は商用利用できないツールがあります。ブログ、YouTube、広告、販売商品に使う予定があるなら、生成する前に利用条件を確認しましょう。
AIツールを選ぶ4つのポイント
自分に合うAIツールを選ぶには、次の4つを順番に確認すると失敗しにくくなります。
1. 何をAIに任せたいか決める
ツール名から探すと迷いやすくなります。
まず、文章を書く、調べる、画像を作る、動画を作る、資料を作る、のように、やりたい作業を1つ決めましょう。
2. まず無料版で試す
スペック表だけでは、自分に合うか分かりません。
日本語の自然さ、画面の使いやすさ、生成速度などは実際に触った方が早く判断できます。
3. 日本語UIも確認する
日本語で質問できることと、日本語で使いやすいことは少し違います。
画面やヘルプが英語中心だと、初心者には使いにくく感じることがあります。
4. 有料AIを増やしすぎない
便利だからといって、ChatGPT、Claude、画像AI、動画AI、資料AIと全部契約すると、毎月の費用が大きくなります。
まず無料版で試し、本当に使うものだけ残す方が管理しやすいです。
AIツールについてよくある質問
AIツールを選ぶときによく聞かれる質問をまとめました。
無料で使えるおすすめAIツールは?
ChatGPT、Claude、Gemini、Perplexity、Canva、Microsoft Copilotなどは無料から試しやすいAIツールです。
画像生成なら、毎日無料枠が回復するAdobe Fireflyも候補です。
初心者はどのAIから始めればいい?
用途が決まっていないならChatGPTが始めやすいでしょう。
デザインならCanva、検索ならPerplexity、PDFや資料を読みたいならGemini Notebookです。
NotebookLMとGemini Notebookは違うもの?
同じ製品です。2026年7月にNotebookLMからGemini Notebookへ名称が変わりました。
作成済みのノートブックはそのまま使え、移行作業も必要ありません。
無料AIツールでも商用利用できる?
サービスごとに異なります。
無料で生成できても、商用利用まで許可されているとは限りません。画像、動画、音声を収益化コンテンツに使う場合は、各サービスの最新ライセンスを確認してください。
AIに入力した内容は学習に使われる?
サービスや設定によって異なります。
多くのAIツールには、入力内容を学習に使わない設定があります。仕事で使う前に設定画面を確認し、機密情報や個人情報は入力しないようにしましょう。
まとめ|まずは「今いちばん時間がかかっている作業」から選ぼう
おすすめのAIツールは、数が多いほど便利になるわけではありません。
大切なのは、自分が時間を使っている作業をひとつ減らすことです。
文章や相談ならChatGPTやClaude。Web検索ならPerplexity。自分の資料を読むならGemini Notebook。調査から資料まで進めるならGenspark。画像ならCanvaやFirefly。動画ならRunwayやCapCut。プレゼンやWebページならGamma。
まずは、今いちばん時間がかかっている作業をひとつ選んでみてください。
その作業を助けてくれるAIを無料版から試す。そこから、自分に合うAIツールの組み合わせが少しずつ見えてきます。

